VOICE

SUPERYARDの仕組みで一緒に働く
配属部門の方の声をご紹介します。

1年以上障がい者社員と一緒に働いた先輩社員のアンケート結果(総計33名)を元に作成
2023年10月SUPERYARD アンケート実施

Q.1これからも障がい者と連携して
業務を進めていきたいですか?

Q.2依頼した業務の成果物の
精度はいかがでしたか?

Q.3部門や個人の業務を
依頼できていますか?

「障がい者と働く」ことを
経験をしてみた感想を、
教えてください。

特段コミュニケーションに困ることなく、依頼した内容についてわからないことを都度確認しながら作業していただくため、成果物に不満が出たことはありません。とても助かってます。

障がい者という感覚は無いです。特性に合わせた業務依頼になるので、人が変わるとそのままは引き継げない危うさを感じています。

障がい者とあまり意識しないかもしれない。コミュニケーションがやや苦手な同僚といった感じを受ける。

一つのパーソナリティーに過ぎないと思います。「健常者」であっても、理解の程度、仕事の幅、スピードはそれぞれですのでそれと同じだと思います。

ご本人がやりたくない・できない業務も多くあるのかと思っていましたが、どの業務にもいつも前向きに取り組んでいただき感謝しております。また、作る資料にも見やすくしたり、作業効率化のために日々創意工夫されているので、尊敬する部分も多いです。

とても良いことだと思う
障害者だと思いながら接したことはなく、依頼したことをしっかり責任をもって対応してくれるチーム員だと思っている。

属人的な印象ではありますが、健常者となんら遜色なく、というより業務量、正確性、迅速性は健常者以上の働きです。コミュニケーションにおいてもなんら問題なく従事いただいています。

現時点で他の人と仕事とすると同じ感覚で仕事をできています。

配慮不足なのかもしれませんが、個人的には障がい者とあまり感じていないです。目が合ったりすれ違う時に気持ちよく挨拶してくださるところが素敵です!

SUPERYARDの仕組みで一緒に働く
障がい者の声をご紹介します。

Aさん

2022年入社。SUPERYARD環境で1年以上業務に従事。入社以降、順調に業務拡大。
特性を活かしたミスの少なさから、所属部署でも存在感を発揮するまで成長している。
障がい特性
  • 時間感覚が乏しい
  • 感覚過敏(視覚過敏)
  • 不安になりやすい

以前の職場でうまくいかなかった要因と
今のSUPERYARDの環境でうまくいっている要因

正確さとスピード、両方求められたのがつらかった。

私は間違いがないように、正確さに重きをおいていたため、上司や先輩の仕事のペースと比較すると、相対的に遅かった。
早くしなきゃと思うとそのことで頭がいっぱいになってしまい、ミスをしてしまうことがあった。
他の人のように早く作業が出来なくて「なんて自分はダメなんだ」と落ち込む日々だった。

タスクの優先順位の相談ができる。納期の相談ができるので安心。

間違えたら取り返しがつかないことも発生する業務だったので、不安が強い自分には不向きだった。

私の仕事の検査結果によってその次の方針が決まるため、「自分の検査が患者さんの人生を左右するかもしれないので、間違いがないように」と何回も確認しながら不安に思いながら業務に従事していた。

間違いがないか上司も一緒に確認してくれるので、むしろ不安が強い自分の特性がミス発見に役立っている。

対面のみのやり取りが原則だったので、「ひとまず言われたことを整理して、自分なりに理解して文章をまとめて相手に返事しよう」という方法が使えなかった。

患者さんとやり取りをしているときに自分が分からない内容について質問されると、咄嗟に答えられなくて困ることがありました。電話やメールにおいての「確認して折り返し連絡します」という手段が使えず、すぐにその場で質問に答えられないことがあるたびに自分のことを情けないと思っていました。

混乱しているときに文章で整理したり、相談できる人がいるので対処できている。

SUPERYARDでサポートしている配慮項目

  • サングラス、イヤーマフの着用が自由
  • アラーム、タイマーの使用
  • 不安になった時に事実を整理するための面談を行う

Bさん

2022年入社。SUPERYARD環境で1年以上業務に従事。週に2日程度、本社へ勤務するハイブリッドスタイルで業務が順調に拡大。
複数の上司から業務を依頼されるまで成長している。
障がい特性
  • マルチタスクが苦手
  • 新しいことを始めると不安になる
  • 力加減や言葉の使いまわしが苦手

以前の職場でうまくいかなかった要因と
今のSUPERYARDの環境でうまくいっている要因

障がい特性の力加減が苦手などの不器用な面があだとなり、できる作業が増えなかった。そのため仕事で達成感を感じづらかった。

パソコンでの入力作業はある程度できていたが、現場で本当はできるように求められた手作業(配線をつないだり、ねじ締めの仕事)がなかなかできるようにならず伸び悩んでいた。ねじの締め方の加減が調整できず壊してしまうケースも起きていた。

SUPERYARDの環境では、できる業務が増えた。
最初はリストの作成作業から始まり、システムのデータ管理、決裁書を作成したりとチームで動く業務もできるようになった。どのくらい完成度がもとめられるか、加減のわからない業務については、完成イメージを事前に確認し、その確認方法を周りに相談できるので、特性となっている不器用な面にも対応しながら業務に従事できている。
今は、上司の仕事と自分の仕事がつながっていると実感できているので、達成感も感じるようになった。

わからないことがあっても、そんなこと聞くなよと言われれてしまうかもしれないと不安を感じてしまい、質問ができなかった。

本来は質問をするのが当たり前と自分でもおもっていたが、何がわからないかもわからないこともあったり、質問の仕方もわからなかった。そのため質問ができていない状況だったので、このままでいいのかとおもっていたが、解決ができない状況だった。質問できないまま仕事を進めると、間違いを直す戻り作業が発生していた。

質問のやり方や質問をすることを事前にまとめて、1回で質問できるように心がけるなど、よい質問方法をSUPERYARDの人に教わることができているので、その結果、いまでは自ら質問をやってみようと思えるまでなった。質問に関する不安は大分なくなってきた。

上手にメモが取れなかった。情報を耳で聞きながら、メモを書けない特性から、業務に必要な“手順”を忘れてしまっていた。

口頭での指示しかなかったし、一度でききとれず、なんども確認するのもやりずらかった。

SUPERYARD環境では、依頼が文章でもらえるように配慮をしてもらっているので、指示内容を見返せるうえ、書面での指示が増えたことで、業務の指示を理解するスピードが圧倒的に増した。
それでもどうしても忘れてしまう場合は、手順がわかるように内容を書いた付せんを活用するなど、精度をあげる工夫をできている。耳の情報取得から、目の情報取得に代わったことで、大事なところを理解しながらメモできるようになって、手順を間違えるミスが減ることになった。

SUPERYARDでサポートしている配慮項目

  • 業務の完成度を明確にする方法を相談
  • 質問の不安を解消できるようなやり方を相談
  • 書面やチャットで業務の指示をもらうように依頼